要所の引き締めが大事 ―リード主将

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10-2のペナルティーアドバンテージ という結果を出して、リード主将は次のように述べました。 


「統制をとり規律を守り続けるということを常に頭に入れていました。ポラード選手のような素晴らしいキッカーがいる南アフリカはいつもペナルティーキックを使ってじわじわと得点を重ねてくるのが得意なので」

 

「だから、この試合では相手にペナルティーを与えないようにすることに重点を置きました。今年に入って、こんなに戦略的な戦い方をしたことはなかったんじゃないか。そういった意味でも今日は違うレベルでのゲームができてよかった」

 

ハンセン監督も試合の結果には満足していましたが、同時に今後に向けての課題も沢山見えたようでした。

 

「最初からタフな試合になることは分かっていました。両チームとも随所随所でいいプレーが出てましたね。もちろん試合結果には非常に満足しています」

 

同監督はまた、サム・ケイン選手が脳震盪の検査後、試合に戻れなかったことについても 言及しました。審判員たちはケイン選手が脳震盪検査に時間が掛かりすぎて戻るのは無理だと思ったようです。

 

 「実際には、検査にパスして戻る準備ができていたんだが」

 

後にハンセン監督らは試合のコミッショナー達と話をし、今後のために脳震盪検査の工程を再度見直す話し合いを持つことになりました。

 

リード主将は試合についてさらに、南アフリカのディフェンスはとても強く、試合が終わるまでオールブラックスに対して攻め続けてきていた、と述べました。

 

「試合の序盤で、たまにボール回しが上手くいかないことがよくあるんだ。だから、そこで集中してボールに少しでも早く慣れることが大事なんだよ。この試合でも前半に2度ほどそういった場面でチャンスを逃したしね。なんとか対処できたけど、今後はもっと頻繁に的確な修正ができるようにしなければ」

 

ハンセン監督によると、この試合の一番の見せ場はスタンドオフのリッチー・モウンガがスプリングボックス(南アフリカ)ウイングのチェズリン・コルビ選手をタックルした場面だったということです。コルビ選手がスペースでボールを持って誰もがトライになると思った瞬間だったが、モウンガ選手が上手くプレッシャーをかけ今日一番のタックルを成功させました。

 

「今日は我々のスクランブルディフェンスが効いていました。ハイキックやラインブレイクで南アフリカは2度ほど我々を後退させた場面があったが、我々はディフェンスによく戻ったと思います。特にリッチーがカバーに回ってのディフェンスは素晴らしかった。今日一番だったと思います。正にこれがラグビーだなという場面でした」

 

「今日は皆、とても我慢強かった。そんなに幾つものチャンスがあったわけではないけど、チャンスが来た時にそれを確実にものにしたと思います」

 

オールブラックスは立ち上がりのセットプレーがなかなかうまくいかず、予定通りのプランが実行できずに苦しんでいました。ただ、試合が進むにつれ上手く調整ができ、流れを掴むことができました。さらに「セットプレーではきちんとしたボールが来ないと駄目なのです」とハンセン監督は述べています。

 

またリード主将は、試合の後、観客に向けて行ったお辞儀は、オールブラックスをサポートしてくれている日本のファンに対して感謝の気持ちを、日本式(お辞儀)で表現した、と語っています。

 

イアン・フォスターアシスタントコーチからはフルバックのボーデン・バレットがこの試合の中で結果を出そうとよく頑張っていた、とのコメントがありました。

 

「彼はいままで相当な準備をしてきました。戦略的にもキーとなる選手ですから。常に良いプレーをすることを心掛けている選手の一人です。大変努力しているし、他の選手にもすごく良い影響を与えています。リッチー(モウンガ)やセンター陣が自分たちで考えて良い選択をできるようになったのも彼の影響が大きいと思います」

 

「彼はそういった意味でもチームにすごく貢献しているんです」

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